ジョン・スチュワートがリナ・カーンにインタビュー、アップルは許可しなかったと語る

ジョン・スチュワートがFTC長官リンダ・カーン氏にインタビュー | ザ・デイリー・ショーのプロモーション画像

ジョン・スチュワートは昨日、連邦取引委員会（FTC）のリナ・カーン委員長にインタビューし、自身の番組がApple TV+で配信されていたときにそうしたいと思っていたが、同社が許可しなかったと語った。

この暴露は、司法省の反トラスト訴訟における（数多く多様な！）苦情の1つが、Appleがコンテンツをコントロールし、言論の自由に影響を与えているというものだった後に起こった…

ジョン・スチュワートのApple TV+での活躍

Appleとコメディアン兼コメンテーターのジョン・スチュワートとの複数年にわたるパートナーシップは、2020年に発表されました。これにはApple TV+でのトークショーと、それに付随するポッドキャストが含まれると報道されました。

この番組は後に『The Problem with Jon Stewart』と名付けられ、各番組の話題は付随するポッドキャストで詳しく取り上げられるようになった。

この番組はアメリカの銃規制やトランプ大統領の起訴といった問題を取り上げ、痛烈な批判を浴びたが、スチュワートがシーズン3で取り上げたいと考えていた中国やAIといったテーマの一部について、アップル社は難色を示したと報じられている。その後、アップル社は番組とポッドキャストの配信を中止し、議会で疑問視される事態となった。

スチュワートはコメディ・セントラルのザ・デイリー・ショーのパートタイム司会者として復帰し、その後、降板の理由についてコメントする際にApple TV+の視聴者数を批判した。

「選挙シーズンを迎えるにあたり、自分の考えを吐き出せる場所が欲しかったんです。Apple TV+っていう、すごく小さなテレビの隠れ家みたいなところでやろうと思ったんです。マリブに住んでいるような感じで。でも、Appleは、私がトラブルに巻き込まれるようなことを言うのは望んでいないと判断したみたいで」

ジョン・スチュワートがリナ・カーンにインタビュー

FTCのリナ・カーン委員長とのインタビューで、スチュワート氏はApple TV+在籍中にそうしようとしたが、同社が許可しなかったと語った。Axiosは次のように報じている。

ジョン・スチュワートは月曜日、アップルがカーン氏にポッドキャストでのインタビューを許可しなかったと語った[…]

「あなたをポッドキャストに出演させたかったのですが、アップルから中止を求められてしまいました」と「ザ・デイリー・ショー」の司会者カーン氏に語った。これはカーン氏が以前、Apple TV+で手掛けていたコメディ番組「ザ・プロブレム・ウィズ・ジョン・スチュワート」の延長線上にあるポッドキャスト番組のことだった。

「彼らは文字通り、『彼女と話をしないでください』と言ったんです。あなたの仕事とは全く関係ないのに。ただ…彼らはあなたのことを気にかけていないと思った、それが起こったんだと思います」と彼はカーンとの会話の中で付け加えた。

彼はまた、AIのいくつかの問題について話すことをAppleが禁止したことにも言及した。

「AIに関する第一幕でやったあの馬鹿げた行為さえ、彼らは許してくれなかった。一体何がそんなに繊細なんだ？なぜ彼らは公の場でこういう議論をすることさえそんなに恐れているんだ？」

この記事は、Appleの厳格な管理体制と他の放送ネットワークのそれとを対比させています。ジョン・オリバーは、AT&Tがネットワークの最終的な所有者であるにもかかわらず、同社を批判することを許されていたこと、またジミー・キンメルが同じメディアグループが制作した別の番組での主張を批判することを許されていたことを指摘しています。