Disk Drill 5にはmacOS Venturaのサポート、予測機能などが搭載されています

コンピューターから削除されたファイルを復元できる人気の Mac ソフトウェア Disk Drill が、Disk Drill 5 でメジャー アップデートされました。新バージョンでは、最近リリースされた macOS Ventura に完全対応しているほか、新しい予測機能、ファイル復元の可能性の向上、その他の機能強化が行われています。

Disk Drill 5の新機能

Disk Drill 5のハイライトの一つは、開発者によると、40種類の新しいファイル形式をサポートしたことで、最大30%多くのデータを復元できるようになったことです。例えば、Google Pixel Motion写真、Insta360、Canon RAW画像、RED Cinema動画、XD、XMINDなど、多くのファイル形式に対応しています。

このアップデートでは、処理中にデータ復旧の可能性を示す新しい「予測」機能も導入されました。さらに、復旧可能なデータはラベル、フィルター、プレビューで管理できるようになりました。さらに、VHDおよびVHDX形式に初めて対応し、仮想ディスクドライバーのスキャンも可能になりました。

Disk Drill 5 で行われるその他の変更点:

• 追加の回復可能なファイル エンティティ: フルディスク スキャンにより、スキャン結果セクションの新しい「失われたデータ構造」グループの下に、追加の回復可能なファイル ツリーが生成されるようになりました。
• クロスプラットフォームのスキャンセッション管理： スキャンセッションがクロスプラットフォームになりました。Macでデバイスをスキャンし、セッションを保存してWindowsコンピュータで開くだけで、同じストレージデバイスを2回スキャンすることなく、検出されたすべてのファイルを即座に確認できます。また、この機能により、あるコンピュータでスキャンを開始し、別のコンピュータで終了することも可能になります。
• 新しいモジュール式ユーザーインターフェース： 最先端のスムーズなモジュール式ユーザーインターフェースをご紹介します。シンプルで柔軟性が高く、モダンなデザインです。

Disk Drill for Macの新バージョンでは、数々の使いやすさと内部的な機能強化が導入され、最高のデータ復旧体験と結果を実現します。数回クリックするだけで、Disk Drill 5はコンピューターの内蔵ドライブや外付けドライブ、接続されたモバイルデバイス、メモリカード、デジタルカメラなどから失われたデータのスキャンを開始します。

Disk Drill 5はmacOS Venturaに完全対応しましたが、macOS Catalina以降でも動作します。昨年、Disk DrillはApple Silicon Macをサポートするようにアップデートされました。バージョン4では、T2チップ、RAW写真の復元、Time Machineバックアップのサポートも導入されました。

Disk Drill 5は無料でお試しいただけます。Pro版はCleverFilesのウェブサイトで89ドルで購入できます。Proライセンスを購入すると、MacOSとWindowsの両方にDisk Drill 5をインストールできます。

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