WhatsAppは最新アップデートで、エンドツーエンドの暗号化によるビデオ通話機能を提供し、FaceTimeと直接競合する。同社はこの新機能を発表するブログ記事の中で、iPhoneに間接的に言及しているようだ。
音声やテキストメッセージだけでは十分でない場合もあることを承知しているため、この機能を導入しました。お孫さんが初めて歩く姿や、留学中の娘さんの顔を見ることほど、かけがえのない喜びはありません。そして、これらの機能を、高価な新型スマートフォンを購入できる人だけでなく、すべての人にご利用いただけるようにしたいと考えています…
ブログ記事によると、ビデオ通話はiOS、Android、Windows Phoneのすべてのプラットフォームで利用可能になるという。
このアップデートは「数時間以内」に180カ国に展開される予定です。アップデート後は、チャットを開き、電話アイコンをタップしてビデオ通話オプションを選択することでビデオ通話を行うことができます。自分のカメラのサムネイル動画を画面上のどこに表示するかを選択したり、背面カメラと前面カメラを切り替えたりできるようになります。
WhatsAppの共同創業者ジャン・クーム氏は ロイター通信に対し、この新機能は同社がフェイスブックに買収されたことで可能になったと語った。
クーム氏は、FacebookがWhatsAppに対し、音声通話と動画通話に世界中のサーバーと帯域幅の使用を許可したと述べた。このサポートにより、強化されたWhatsAppの普及はより広範囲に、より迅速に進むだろうとクーム氏は述べた。
この声明は、WhatsAppがプライバシーポリシーを更新し、電話番号と分析データをFacebookと共有すると発表したことに対する否定的な反応に対抗するための広報活動である可能性がある。少なくとも2カ国がこれを違法と宣言し、WhatsAppにデータ共有の停止を義務付けており、他の国もこの慣行について調査を行っている。
WhatsAppはiTunesから無料でダウンロードできます。
写真: The Verge
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